Winモバイル環境はFLカナ?(比較対象Live)
冬休み故、しばらく外出の機会があまりなく、家に篭っていたので、モバイル本格稼働はできていないですが、ちょいちょいと試している感触としては、モバイルDTM(外出中DTM)においてはSurface Pro 4+FL Studio+αで打ち込みとなりそうです。
FLとLiveを比較しますが、本当の最適はBitwigと思いますので、その点ご了承ください。
FL Studioとする理由
1.ノート入力が容易
もう少しあるかと思いましたが、よくよく考えても1つしかなかったです。
ただ、作業の大半を占めるものなので、ノート入力の容易さはやっぱり大きい。
FL Studioはペンのワンタッチでノートを打ち込めますし、ピアノロールのスクロールも適切に触れば、上下左右を簡単に移動できます。
Ableton Liveは、ペンやタッチで2回タッチしないとノートが打てませんので、あんまり場所を取れない外出先で、それ(2回タッチ)を繰り返すのはちょっとしんどいところがあります。
ピアノロール等でのスクロールもわざわざ、バーを触ってドラッグしないといけないので、直感的に操作できるとは言いがたい。
FL Studioで妥協している点
①FL Studioの仕様・設計思想
DTMを始めた時、FL Studioから入っており、いろいろとお世話になった部分も多いのですが、設計思想はどうもなじまないところがあります。
この譜面情報と、信号整理されていない感じの設計思想が、ミキサーのチャンネルを選んだり、パターンを複製したり、あとMidi信号のルーティング(例えばアルペジオジェネレータの出力結果の記録とか)等々の部分で、本来不要なタッチ処理を生んでいる気がします(そしてそこら辺でのタッチ処理の取り回しがあまり良くない)。
まぁこれは好みの問題が大きいですが。自分としてはノート打ち込みが同等ならば間違いなくLiveを使っているはずです。
②CPUの消費削減(フリーズ)
FLについて、フリーズに手間がかかるので、それが欠点であるとのことは下記記事に書きました。
モバイル用途では電源問題があるので、CPU消費は抑えられるに越したことはありません。
そこら辺(電力消費)は妥協しています。
Surface 3でDTM その1(結局Ableton Live) - I have bad teste in music http://moemodayo.hatenablog.com/entry/2015/08/08/122724
③シンセの実質的制限(表示面)
下記ブログに書きましたが、スケール変更に対応していないソフト音源やエフェクトは、何も対策せず使うと、表示が小さすぎて、少々苦労します。
但し、利用頻度の高いSylenth1もつい先日の3.0リリースでスケール変更に対応(しかも無断階変更に対応)したので、大半の問題は解消した感じがあります。
本記事を書いている時点において、個人的に問題なのはスケール変更に未対応であるMassvieですが、あんまり使ってないからとりあえずいいかな(でもMasiiveでしか出ない音って沢山ありそうなのですよね・・・)。
(FL Studioと)高解像度タブレットとプラグインの対応の話 - I have bad teste in music http://moemodayo.hatenablog.com/entry/2015/12/23/002045